食料品関連の消費税減税の騒動が一段落はして来ましたが、もうひと揉め有りそうにも思います。
私的には、減税はどちらでも良いと思っていますが、給付金の導入には反対です。税制はシンプルで有るべきだとの考えからです。
さて、ここから、システム系のエンジニア(但し、専門はインフラ系で業務系は専門外(管理職としては関わった))として仕事をして来た人間としての感想(愚痴か?)です。
①消費税が0%か1%で揉める意味が解らない。もちろん、減税反対の立場の人にとっては、0%(=非課税)か1%でも課税を残す事に意味が有るのは解りますが、システム屋としては ”大差ないじゃん”が正直な意見です。
もちろん、0除算の問題とかは無くは無いかもしれませんが、発生したとしたら不具合(要はバグ)だと思います。税率0%を設定出来ないシステムとかは論外ですし。これを声高に言い立てるSierは、”自社の評判を下げる<売上げ増(見かけの改修費用の拡大)”が本心では?と思わざるを得ません。
過去、何度かの消費税関連の変更時、Sierにとっては特需と言える状況だった訳ですが(これに限らず、法改正対応等はSierには美味しい仕事の事が多い)、今回も、同じ事を狙っているのだと思います。私も、実際に関わっている時はそうでしたし。
今回に限らず、大変だ大変だと言うほど、美味しい状況になるのは世の常なので、それ自体を批判するつもりは有りません。どちらかと言うと、そのメリットを仕事面では受けていた側でしたし。
本来、まともなSierなら、前回の軽減税率が導入された時に将来を想定して、税制改定に容易に対応出来るような設計をしているのが普通です。私も、部下にそのように指示してましたし。税率変更には、税率の数値変更(含む適用期間)の設定のみで対応出来るようにして、万が一、税率が2種以上に増えたとしても、設定のみで対応出来る仕組みにしていました。これが普通だと思うのですが!
※:ちなみに、今回、1%で導入となった場合、税率は3種(10%と1%と8%(新聞とか))になると思うのですが、こちらの方が対応に困るシステムが多いのでは?。新聞等も1%にするんだろうか?
②0%にするのが1年掛かるなら、半年後に一旦1%に変更して、1年後までに0%にするとの論議がなぜ出てこないんだろうか?
選挙の公約を守ろうとするのなら、0%に拘るのが正しいと思います。そうすることで、国民の信頼を得る事が出来ると思うのですが。
一回、1%にして、0%に再変更するのは、販売現場側の負担が2重に発生するとかの理由で反対する人が出そうですが、”半年後に1%に減税可能とし、1年後までに0%に減税する”とし、納税事業者側が導入を選択出来るようにすれば良いと思います。システム変更が間に合わない事業者は、半年を過ぎても、現行の8%で運用が可能ですし、対応が可能な事業者は半年後から0%で運用すると思います(1%に変更して、その後、0%にする事業者はほとんど出ないはず(現場の負荷が大きいので))。民間では競争が有るので、ほとんどの事業者は、半年後から0%となるかと。
特需到来と思っている人(私も昔はそちら側の立場)にとっては、どうなるか?を気にされているかと思います。正直、消費者側は余り気にしてないのではとも思います。自身のお客様からどう見られるか?と、約束を守る事の意味をもう一度考えてもらいたい物です。

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